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ヨガをやってます。やっているといっても少しだけ。初心者も初心者なのです。 |
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 なんだか、らしくない ちゃんぶくろができました。  ほうじ茶を入れます。  お米はサッと洗うだけ。  米一合に対して、水２ℓ くらいかな。  沸騰直前に茶袋を入れます |
前回のヨガめしでご紹介した、茶がゆ。 とってもおいしいので、作り方をご紹介します。 茶がゆとは、主に奈良県・和歌山県・大阪東部地域で、 もともとは食べ物が不足していた時代に、 少しのお米でお腹をいっぱいにするために食べられていたものですが、 昨今奈良などでは、「茶がゆ膳」などというものを食べさせるお店もあって ずいぶん風流な食べ物として認知されているようです。 作り方は実に様々で、 あらかじめ煮出しておいたお茶を使っておかゆを炊くやりかたがあれば、 普通にお水でおかゆを炊いて、 煮上がる前にお茶の葉を加えるやり方もあるようです。 ここでは、煮る途中で、お茶を入れる方法をご紹介したいと思います。 茶がゆを炊くのに、必要なのが、お茶の葉を入れる茶袋（ちゃんぶくろ）です。 これは、どこにも売っていないので、自分で縫います。 布は、ガーゼや晒が適しているので、私はうちにあった手ぬぐいを使うことに。 幅13ｃｍ、深さ１６ｃｍほどの（適当でＯＫ）の大きさになるように 袋を縫います。 お茶の葉がはみ出さない程度の細かさの目でグサグサっと手縫いします。 晒だと、布の端がほつれないので、切りっぱなしで縫っても大丈夫だと思います。 袋の端には太めの糸をつけてできあがり。１０分もあればできちゃいますよ。 茶袋さえできれば、もうできたも同然。 実のところ、わざわざ茶袋なんて作らなくても、 市販のお茶パックでも十分できるはずですが、 あえて、茶袋で茶がゆを炊きたいと思ってしまうのが、私なのです。 それに、茶袋を使ったほうが、茶がゆのお味もきっとおいしくなるような気がして…。 茶袋に半分くらいまでの量のお茶の葉を入れて、 袋に付けた糸で口をくるくる巻いて縛ります。 お茶の葉は、緑茶かほうじ茶が主流ですが、お好みのものを使えばいいと思います私は、香ばしい方がおいしいのではないかな、と思ったので、ほうじ茶を使いました。 お米１合は、サッと洗うだけです。 土鍋に入れて、２ℓのお水を加え、火にかけます。 お粥の場合は、お米を水に漬けておく必要はありません。 中火にかけて、沸騰する直前に茶袋を入れます。 すぐにお茶が出て、色がつき始めますので、 好みの濃さになったら袋を取り出してください。 ほうじ茶は、多少濃くなってもおいしいですが、 緑茶の場合は、あまり濃すぎると食べにくくなると思いますので、気をつけてください。 あとは弱火でコトコトと煮るだけ。 お米が静かに踊るくらいの火加減で、くれぐれもかき混ぜすぎないこと。 お米が、花が咲いたように開いたらできあがりです。 最後に、お好みでお塩を入れます。 塩はまったく入れない人もいらっしゃいますので、本当にお好みで。 火にかけてから一時間弱でできあがります。 これは私の意見ですが、 茶がゆは、サラサラとした食感が命。 水分をタップリと、中でお米が泳いでいるくらいの感じがよいと思います。 炊いている最中に、お湯の表面に糊状のものが浮いてくれば、 まめに取り除いてあげると、サラっとしたおかゆができますよ。 そうすれば、一度冷めても、またお湯を足して火にかけ、 糊状の部分を取り除くとおいしくいいただけます。 お味は、熱くて、香ばしくて、なんとも言えずおいしいです。 私は塩を効かせて炊くので、おかずなしでも十分おいしくいただけます。 先日、知り合いに「茶がゆを炊いた」と話したら、 「あら、いいお茶が手に入ったの？」と聞かれて驚きました。 近頃は、お米やお茶の葉にこだわった 高級な茶がゆのお取り寄せなどもあるようでうが、 私は、茶がゆは、家にあるいつものお茶いいつものお米で、 気軽に炊いて、気軽にいただくのがおいしいと思います。 それから、茶がゆはとても熱いので、 あまり頻繁に、習慣的に食べるのは身体によくないそうですので、 カロリーオーバーが気になる時や、二日酔いの朝、なんとなく食欲がない時などに、 ちょっと試してみて下さいね。 |
