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イラストレーター・竹内永理亜さんのて |
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線を描くのは、体育会系的運動。 反射神経でいっきに描きます。 ゆみず 「イラストレーターになろうと思ったのはいつごろですか？」 永理亜さん 「昔から絵を描くのは好きでしたね。 大学は文学部に入学したのですが、絵を描くことをあきらめきれず、 悶々としていた頃、何気なく入ったギャラリーで出会った女性に 「大丈夫よ。今からはじめても間に合うわ。」と励まされ、 その足で本屋さんへ。美術系の専門学校を調べ、即入学しました。」 ゆみず 「その女性との出会いが、永理亜さんを突き動かしたのですね。」 永理亜さん 「そうですね。たまたまその場に居合わせただけの人だったのにね。 出会いって大切ですね。 それから3年間、昼は大学、夜はグラフィックの専門学校の ダブルスクール生活を３年間続けました。」 永理亜さんは大学卒業後、大手文具メーカーでのアンテナショップの運営のお仕事を経て、現在は主婦の仕事もこなしつつ、フリーのイラストレーターとして活躍中です。 ゆみず 「前から訊きたかったのですが、どうやったらそんなに迷いのない線を スッっと引けるようになるのですか？」 永理亜さん 「私、線を描くのは、体育会系的だと思うんです。 野球のバットに球が当たるのは、頭で考えてスイングするのではなく、 何度も何度も素振りをした結果、反射神経でできるようになるでしょ。 線を描くのも、デッサンを繰り返しすることで 脳と手先の神経が太くつながるんだと思います。 それは、息子が画を描く姿を見ていて確信できますね。」 永理亜さん 「私はとにかく、 絵を描くことがすき。かわいいものが好き。もの作りが好きなんです。 だからこれからもずっと描き続けて行きたいです。」 若い頃からの夢をあきらめず、強い意志で実現された永理亜さん。 永理亜さんの描くイラストには、描くことを心から好きと思う気持ちが あふれて見る人に伝わるような気がします。 やっぱり、好きなことをしなくちゃ！ …永理亜さんとお話して、あらためてそう思いました。 手図鑑ＴＯＰへ戻る→☆ |
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