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ＢＡＣＫ　ＮＵＭＢＥＲＳ

 
第２土曜は料理教室。

私が栄子先生のお料理教室に通い始めたのは、今から１６年まえ。
先生がご自宅でお料理教室を始められた当初からずっと、
毎月第２土曜日はお料理教室の日なのです。
　

２００７年３月のお料理

かに身椀・シーフードのチーズ和え・豆腐の蒸し煮・
海老のマヨネーズ焼き・揚巻焼・親子おにぎり
　
　シーフードのチーズ和え

　ブラックペッパーを効かせれば、ワインに会う一品に。

　茹たこと文甲いかをそれぞれ細切りにする。
　塩茹でしたもやしとパセリも用意する。
　クリームチーズ、白ワイン、オリーブ油、レモン汁、塩こしょうをあわせたソースで具材を合える。
　仕上げにブラックペッパーを効かせ、オリーブを添える。
　かに身椀
　
　かにの足が２本も入った豪華なお椀。

　昆布のお出汁にかに身を入れて煮る。
　酒、淡口しょうゆ、塩で味付けをする。
　菊菜を入れ一煮したら椀につぎ、柚子皮のみじん切りを振る。
　豆腐の蒸し煮

　いつもとちょっと違う炒り豆腐？

　塩をふり、片栗粉をまぶした豆腐をフライパンでこんがり焼き、
　薄めの味で照り焼きにする。
　豚ミンチ、卵、ピザ用のチーズをよく混ぜて、
　細かく切ったインゲン豆と長ネギを加え、おろし生姜も加える。
　この具を豆腐にのせ、ラップしてレンジで８分加熱する。
　器に盛り、ゴマを振る。
　
　海老マヨネーズ焼き

　殻ごとの海老にマヨネーズソースで、豪華な雰囲気に。

 　海老は、尾の先を切り、足を切り、腹から開いて、塩、酒各少々を振る。
　マヨネーズ大さじ６に対してマスタード小さじ２の割合で混ぜる。
　海老の腹にマヨネーズソースを塗り、輪切りにりたプチトマトをのせ
　天板に並べ、220度のオーブンで８分焼く。
　付け合せには、焼いたかぼちゃとラッキョウを添える。
　 　揚巻焼

　野菜をうすあげで巻いてパリッと焼きます。
　
　うすあげを開いて４等分し、細く切ったジャガイモ、人参、きゅうりを
　あげを中表にして巻き、楊枝でとめる。
　フライパンで弱火でこんがり焼く。
　半擂りにしたごまに、酢、さとう、淡口しょうゆをあわせたれを作り、
　焼きあがったあげの上からかけまわす。
　親子おにぎり

　いくらと鮭のおやこです。

　いくらと塩鮭のおにぎりを一つずつ作り、のりを巻く。
　

　心がけ。

  栄子先生のお料理は、とてもヘルシー。
　油の量がとても少ないのです。
　今月のお料理では、シーフードを合えたクリームチーズと、
　海老のマヨネーズソース、豆腐の具に少し入れたピザ用チーズを使っていますが、
　どれも量はほんの少しですし、
　いつもは今月よりもっと油分は少ないのではないでしょうか。
　調理方法も、テフロン加工のフライパンを使ったり、
　揚げる代わりに焼いたり、オーブンを使うなど、
　できるだけ油を使わない工夫をされています。
　食材は野菜や茸、海草が中心で、たんぱく質はお魚とお豆腐がメインなので、
　年配の方や健康を気にしている方にもぴったりなのです。

　お料理教室では毎月、御向、椀物、煮物、焼き物、強肴、ご飯の６品を
　作りますので、ボリューム満点ですが、
　油分が少なく味付けも薄めなので、全部ぺろりと平らげることができます。
　しかも、これだけ食べても胃にもたれず、けっこうすぐにお腹が空くんですよ。

　ですから、食後のデザートがビッグサイズのシュークリームでも
　めぐちゃんと私はペロッと平らげています。

　毎日の食事作りでちょっとだけでも油を控える心がけがあれば、
　１年365日で1095食だと、かなり違ってくるはず。

　先生から、そんな心がけを学んでいる気がします。

　
　


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