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[ 持ち物検査 no.21 ]
小さなおたまと大きなスプーン


 
 


前回につづいてキッチン雑貨。私が愛用している、小さなおたまと大きなスプーンをご紹介しよう。

写真左の黒いプラスチック製の小さなおたま。昔に買ったNationalの卓上用の電気鍋の単なる付属品なのだが、ものすごく使いやすいので、ずーっと愛用している 。ちゃんとしたおたまも持ってはいるが、ずん胴鍋で豚汁作った時ぐらいしか出番がない。シチューでも味噌汁でも、普段のご飯を作るにはこの小さなおたまで十分事足りる。それに、大きなおたまは洗いにくい。長い柄が洗い桶にささっていると、他のお皿を入れるのに邪魔なのだ。おまけに水切りかごに立てるものもやっかいだし。その点このおたまは、軽くて小さいのでとても洗いやすい。
右側の大きなスプーン。これは生協のカタログでみつけたものを、友達に頼んで注文してもらった。398円とは思えないデザインの美しさが気に入っている。それに、とても使いやすいので出番が多い。大皿に盛った料理に添えて、取り分けるのに使うのだが、すくう部分が大きいので、一度にたくさんよそえて便利なのだ。調理用に使うのにも便利で、お鍋の中の肉じゃがを返すのには、おたまよりこのスプーンの方がじゃがいもが崩れにくい。煮魚のお汁もすくいやすい。普通のカレーを食べるスプーンではちょっとまどろっこしいだろう。

考えてみれば、私が重宝しているキッチン雑貨には、イレギュラーなサイズのものが多い。 大きさ10cmに満たない泡だて器とか、太くて長めの爪楊枝、特大サイズのカフェオレボールは、小どんぶりにピッタリだし、小ぶりのマグカップも結構便利だ。
…?なんでだろ…。




                                                                 writer :  yumizu