ウェブマガジン[ yumizu ]　インタビュー　豆ずきん作家　高田テルヨさん

It's a small world !
Interview　豆ずきん作家　高田テルヨさん。

第１回
This is the Mamezukin world !

高田テルヨさんの、オリジナルの世界を拝見。
　

うわっ、これなに？どうしたの？
人間？動物？　お豆？
かわいい！ちょっとこわ～い…。でもおもしろーい♪
一度見たら、忘れられない不思議な彼ら。

直径８センチ前後の彼らは、その名も「豆ずきん」。
さやからぷちっと顔を出したお豆の人形です。
オシャレなさやに包まれたそのお顔は、
二つとして同じ表情はなく、どれも個性にあふれ印象的です。

各地の雑貨店で、お店に出せばあっというまに完売の人気者で、
月に２００体以上の豆ずきんたちが、
生まれては、みんなのもとへ旅立ってゆくのだそうです。

こんなに個性的でかわいい豆ずきんの
産みの親はいったいどんな人なんだろう、
ぜひお目にかかってお話しを伺いたいな…。

というわけで、今回から３回に渡り、
テーマ「It's a small world !」のもと、
豆ずきん作家の高田テルヨさんにあれこれ楽しいお話をうかがい、
豆ずきんの魅力に迫ってみたいと思います。

　


私が始めて豆ずきんに出逢ったのは一昨年、「みんなともだち」によるイベントでのことです。気付いたらこんなにたくさんの「豆親」になっていました(笑)	テルヨさんは、生まれも育ちも京都の嵐山。生粋の京女なのです。遠くに見えるのは愛宕山です。	こちらが、豆ずきん作家の高田テルヨさん。テルヨさん、今日一日よろしくおねがいします。

早速、お宅にうかがわせていだきました。玄関で、いきなり豆ずきんちゃんのお出迎え。高田家の守り神かな？	ここが、テルヨさんのお部屋。ここで、日々新しい豆ずきんが生まれるのですね。	お部屋には、何ともいえない居心地のいい空気が流れていて、思わず隅々までキョロキョしてしまいました。北側の白い壁には、ブルー系で統一されたおしゃれなポスターやフライヤーがたくさん。

テルヨさんは、大の音楽好きで、、お部屋にはものすごく沢山のＣＤがありました。これはそのほんの一部。豆ずきん作りに音楽は欠かせないのだそうです。	コチラの壁にも、ライブのフライヤーがたくさん。針金のギターはロンドンから持ち帰ったものだそうです。	居心地のいい８畳のお部屋の真ん中には、木箱にキレイに並べれれた豆ずきんたちがいまいた。箱の中にはポプリも。「豆ずきんに、ちょっぴりいい香りがついたらいいなと思って…。」とテルヨさん。

それでは、ほんの一部ですが、豆ずきんたちをご紹介します。まず初めは、ラテン系のご夫婦（？）布がかわいいです。	トリコロールカラーがモダンなカップル。	男の子と女の子の双子ちゃんっぽい。

わお！５人兄弟！	布に傷があるため、テルヨさんが手元に残しているもの。ほ、ほしい…。うちの娘は子の写真に大爆笑しておりました。	壁には、水玉４人組。

暖かそうな、マフラーがお似合い。なかなかのイケメンですね。	豆ずきんの魅力は、何といっても、この二つとして同じものがない顔の表情です。ペン描きはありません。テルヨさんがひとつひとつ手で刺繍されるのです。この方、メガネの奥のつぶらな瞳が優しそう。	こちらは、やけにカメラ目線です。ブルーのアイシャドウが色っぽい。

ほくろがチャームポイント。異国の豆ずきんかな？	テルヨさんの豆ずきん作りを拝見しました。	布がこんなに！色別、柄別に選びやすく分類整頓されています。

まず、布を裁断して…。型紙もなく、輪郭を描かずに、スルスルっとカットされます。	輪郭はミシンで縫います。このミシン、使いやすそー。	ミシンかけも熟練の技で、一針一針丁寧です。決して、ダダダダーっとではありません。

次々とオシャレなずきんが縫い上げられてゆきます。奥の色とりどりのリボンは、豆ずきんちゃんの頭の上のホルダーになります。	黙々と制作にはげむテルヨさん。白い座椅子が心地よさそうです。	何種類ものピンクの布の中からピッタリのものをチョイス。

ミシンの前から体を右へ90度回転させて、今度は顔の表情作りです。	豆ずきんの顔はミシン糸で描かれるのですね。キレイな色の糸がたくさんあって、ウキウキします。	あ、これはお鼻かな…？

みるみるうちに目ができました。針をさす場所が微妙に違うだけで、全く違う表情になるのですね。この子はどうやら女の子のようです。	あっという間に、かわいらしいお顔ができました。「私が考えて作るというよりは、豆ずきんに手をうごかされているよな感覚なので、迷わず針を運べるんです。」とテルヨさん。	はい、できあがり♪

とっても女の子らしいかわいい豆ずきんちゃんです。取材の記念にいただきました。ありがとうございます！	ひとつひとつ愛情こめて作られる豆ずきんたち。これまでに生まれた豆ずきんはなんと、およそ４０００人！	豆ずきんを心から愛するテルヨさんです。

どうですか？
あなたも一つ欲しくなったでしょっ♪
一つ手に入れたら最後、もうひとつ、もうひとつと次々欲しくなって、
豆ずきんの虜になりますよー。

ジャンルは違えど同じもの作りをする者として、
人に、いくつも欲しいと思わせるものを生み出せるテルヨさんは、
クリエイターとしてすばらしいと思います。

次回は、テルヨさんに豆ずきん誕生の秘話をうかがいましたので、
ご紹介したいと思います。

どうぞご期待くださいね。

豆ずきんオフィシャルサイトはコチラ　→　☆
　

** お知らせ **

[ yumizu ]のウェブショップでは、今回のインタビューにあわせて、
豆ずきんとおそろいのまえかけをつくりました。
そちらもあわせてご覧下さいね。

「まめかけ」オンラインショップはコチラ　→　☆
「まめかけ」は完売いたしました。ありがとうございました。

　


私が始めて豆ずきんに出逢ったのは一昨年、「みんなともだち」によるイベントでのことです。気付いたらこんなにたくさんの「豆親」になっていました(笑)	テルヨさんは、生まれも育ちも京都の嵐山。生粋の京女なのです。遠くに見えるのは愛宕山です。	こちらが、豆ずきん作家の高田テルヨさん。テルヨさん、今日一日よろしくおねがいします。

早速、お宅にうかがわせていだきました。玄関で、いきなり豆ずきんちゃんのお出迎え。高田家の守り神かな？	ここが、テルヨさんのお部屋。ここで、日々新しい豆ずきんが生まれるのですね。	お部屋には、何ともいえない居心地のいい空気が流れていて、思わず隅々までキョロキョしてしまいました。北側の白い壁には、ブルー系で統一されたおしゃれなポスターやフライヤーがたくさん。

テルヨさんは、大の音楽好きで、、お部屋にはものすごく沢山のＣＤがありました。これはそのほんの一部。豆ずきん作りに音楽は欠かせないのだそうです。	コチラの壁にも、ライブのフライヤーがたくさん。針金のギターはロンドンから持ち帰ったものだそうです。	居心地のいい８畳のお部屋の真ん中には、木箱にキレイに並べれれた豆ずきんたちがいまいた。箱の中にはポプリも。「豆ずきんに、ちょっぴりいい香りがついたらいいなと思って…。」とテルヨさん。

それでは、ほんの一部ですが、豆ずきんたちをご紹介します。まず初めは、ラテン系のご夫婦（？）布がかわいいです。	トリコロールカラーがモダンなカップル。	男の子と女の子の双子ちゃんっぽい。

わお！５人兄弟！	布に傷があるため、テルヨさんが手元に残しているもの。ほ、ほしい…。うちの娘は子の写真に大爆笑しておりました。	壁には、水玉４人組。

暖かそうな、マフラーがお似合い。なかなかのイケメンですね。	豆ずきんの魅力は、何といっても、この二つとして同じものがない顔の表情です。ペン描きはありません。テルヨさんがひとつひとつ手で刺繍されるのです。この方、メガネの奥のつぶらな瞳が優しそう。	こちらは、やけにカメラ目線です。ブルーのアイシャドウが色っぽい。

ほくろがチャームポイント。異国の豆ずきんかな？	テルヨさんの豆ずきん作りを拝見しました。	布がこんなに！色別、柄別に選びやすく分類整頓されています。

まず、布を裁断して…。型紙もなく、輪郭を描かずに、スルスルっとカットされます。	輪郭はミシンで縫います。このミシン、使いやすそー。	ミシンかけも熟練の技で、一針一針丁寧です。決して、ダダダダーっとではありません。

次々とオシャレなずきんが縫い上げられてゆきます。奥の色とりどりのリボンは、豆ずきんちゃんの頭の上のホルダーになります。	黙々と制作にはげむテルヨさん。白い座椅子が心地よさそうです。	何種類ものピンクの布の中からピッタリのものをチョイス。

ミシンの前から体を右へ90度回転させて、今度は顔の表情作りです。	豆ずきんの顔はミシン糸で描かれるのですね。キレイな色の糸がたくさんあって、ウキウキします。	あ、これはお鼻かな…？

みるみるうちに目ができました。針をさす場所が微妙に違うだけで、全く違う表情になるのですね。この子はどうやら女の子のようです。	あっという間に、かわいらしいお顔ができました。「私が考えて作るというよりは、豆ずきんに手をうごかされているよな感覚なので、迷わず針を運べるんです。」とテルヨさん。	はい、できあがり♪

とっても女の子らしいかわいい豆ずきんちゃんです。取材の記念にいただきました。ありがとうございます！	ひとつひとつ愛情こめて作られる豆ずきんたち。これまでに生まれた豆ずきんはなんと、およそ４０００人！	豆ずきんを心から愛するテルヨさんです。