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ゆみず 前回、お友達といっしょに期間限定のカフェをオープンされたお話を うかがいました。 今回は、その後レリーサを開かれるまでの経緯を お聞かせいただけますか？ 内山さん 当初は、友達と二人でカフェをするつもりだったのですが、 私って、こう見えてけっこうがんこだし、こだわりもあるんです。 なので、一人でやる方が自分の性に合っているかなと思って、 一人でやれることを探すことにしました。 まず、カフェやレストランですが、 これはとてもやりたかったことなのですが、 接客と料理を同時にしなくてはならないのは、 きっと自分は焦ってしまって出来ないだろうなと思いました。 まして一人でやるならなおのこと、 自分のペースでできることの方がいいかなと。 だったらお菓子のお店はどうだろうと考えましたが、 お菓子は、人間に必要不可欠なものではないし、 食べたら太ってしまうでしょ。そこが悩みの種でしたね（笑） ですが、お菓子なら自分のペースで作れるし、 出来上がった後で売ることができるので、私に向いていると思い、 いろいろ考え悩んだ結果、お菓子の道を選択することにしました。 ゆみず ただ単に夢をかなえるというのではなく、 自分自身を客観的に見つめ、 無理せずに実現できる道を選ばれた姿勢がすばらしいですね。 内山さん、偉いなー。 私も見習わなくっちゃ。 内山さん お菓子屋さんを開くと決めてからは、彼にいろいろ相談しました。 どこでどんなお店を開いて、どんなお菓子を売るか、 最初にきちんと考えておく必要がありましたから。 彼は、思ったことをはっきり口に出す人なので、 いろいろぶつかることもありましたが、 文句を言いながらも彼の指示に従ってよかったです。 彼のアドバイスがなければに今のレリーサはなかったと思います。 ゆみず 信頼できる彼がいて、内山さんは幸せですね♪ ところで、お店をオープンされてから１年たちましたが、 この１年はどんな年でしたか？ 内山さん まだオープンして間もない頃に、 「メトロポリターナ」で取り上げていただいたのがいいきっかけになりました。 その後は、何も考えずひたすらがんばって今日にいたります（笑） お休みの日も、一日中お菓子のことばかり考えていますが、 楽しくて仕方がないんです。 次はどんなお菓子を作ろうか、この素材を使ったらどんな味になるのか、 考えるとワクワクするんです。 さて、ゆみずが取材にうかがった日はあいにくの雨でしたが、 大勢の人たちがお菓子を求めて来られました。 「ホームページを見て来ちゃいました〜♪」という女性の二人連れ。 「知り合いからいただいて初めて食べた時、 すごくおいしくて感動しました！」とうれしそうに話す人。 レリーサは、決して人通りの多い場所にあるわけではないのに、 次々と来店される人たち。 どうやらみなさんレリーサをめがけてはるばるお越しになるようです。 内山さん 「クッキーを友達にプレゼントしたら、すごく喜んでもらえました。 どうもありがとうございました。」と、 お客さまからお礼を言われたことがあるのですが、 その時は本当にうれしかったです。 これからもずっと、このお店を長く続けて行きたいと思っています。 みんなが訪れやすいフレンドリーなお店にしたいです。 赤ちゃん連れのお客様が増えたりしたらうれしいですねー（笑） ゆみず 内山さん、どうもありがとうございました。 これからも、がんばってください。 |
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